高圧洗浄とブラシ洗浄

高圧洗浄

 

洗濯機の分解洗浄において高圧洗浄でクリーニングする方法もあります。一般の高圧洗浄で通販でもドイツ製のケルヒャーが有名ですが洗浄力が強く車やコンクリート床の苔取りなどに有効ですが洗濯機の洗浄には不向きです。エアコン洗浄などに使用される圧力を調整できるタイプがもっとも適しています。洗濯機も外置きで洗浄場所もあれば最適ですが浴室での作業は準備などいろいろ要ります。

黒カビが飛び散らないように大判の保護シートが必要になります。またショートタイプの洗浄ガンを使用します。小回りが利くため重宝です。

高圧洗浄のメリットはまず洗剤が要らないことです。塩素剤を使用しませんので小さいお子様にも安全です。また高圧洗浄ですので黒カビの根にも届き根こそぎ取り除くことができます。短時間で洗いあげるため掛け持ちで仕事を取っている業者にはメリットが大きいでしょう。

デメリットといえば保護シートしていても黒カビが散らかるため後始末が大変です。また細かいところまで届かず洗い残しなど大まかな仕上がりになるため雑になりがちです。良し悪しあるものの掃除スタイルとしては確立された洗浄方法であるといえます。

 

ブラシ洗浄

 

時間はかかりますがかなり丁寧に黒カビなどの汚れを落とすことができます。当店では15種類のブラシをしようしていますので各パーツの細かい部分まで行き渡ります。汚れによっては洗浄剤を替え適した洗浄方法で黒カビを取り去ります。高圧洗浄と違い汚れが飛び散る心配がなく洗い残しなどのチェックもでき効率が良いです。とても手間がかかりますが当店ではこちらの方法を採用しています。

メリットは通常洗浄の更に上をいきます完全分解洗浄ですので新品同様な輝きになります。また洗浄後のカスもあまりなくすぐに洗濯使用ができます。デメリットといえば高圧洗浄の倍以上、時間がかかるという点です。おおよその時間は機種によっては把握出きるのですが汚れ具合によっては結構時間をとられることがあります。お急ぎのお客様には不都合でしょう。メリット、デメリットもありますがブラシ洗浄は一番お客様にとってていねいな仕上げ方法だと思います。高圧洗浄とブラシ洗浄では半年後の黒カビの繁殖にも差がでてきます。半年クリーナー未使用の場合、高圧洗浄でクリーニングした洗濯機はかなりの割合で黒カビは発生します。同じ条件でブラシ洗浄後の洗濯機では黒カビの繁殖は少しは抑えられています。違いは黒カビの根をていねいに取り除かれているかという点です。(当店比較)  せっかく洗濯機の分解洗浄を依頼されたら何年も長持ちできますように喜んで頂ける内容にしたいですね。